「知られざるガリバー」
イトーキ放送回の内容を詳しくご紹介!

世界に誇る優れた日本企業を紹介するドキュメンタリー番組『知られざるガリバー~エクセレントカンパニーファイル~』。7月9日(土)の回ではイトーキが取り上げられ、主に近江八幡市にある滋賀工場や、バーテブラ03の座り心地の良さの秘密、日本橋オフィス「ITOKI TOKYO XORK(ゾーク)」の様子などがクローズアップされて紹介されました。

 

この記事では、イトーキ回で放送された内容を振り返っていきます。

近江八幡の滋賀工場で、社長・湊のおすすめチェア「アクトチェア」「スピーナチェア」をご紹介!

 (写真・イトーキ滋賀工場)

 

滋賀工場では、様々なチェアが並んでいるショールーム「イトーキチェアコレクション」の様子が紹介されました。

さらに代表取締役社長の湊 宏司が、インタビューに答えつつお気に入りチェアを2脚紹介。実際に現役大学生リポーターの今井優里さんにも、その座り心地を確かめていただきました。

ここで湊が紹介したのが、この2脚です。

 

①アクトチェア

肘掛けを上下左右に自由に動かせる4Dリンクアームがポイント。タブレット使用時やパソコン使用時など、シーンにあわせて作業しやすいように位置を調整できます。

アクトチェア

 

②スピーナチェア

背もたれランバー部が前方にせりだすアクティブ・ランバー・サポート(A.L.S)機構を持つ、最先端の人間工学から生まれたワークチェア。番組では湊も、座面に座った瞬間に背もたれがその重みに対応して動いてくることを、リポーターの今井さんに紹介していました。

スピーナチェア

高機能と高品質。この2つを実現できているところが、実際に工場を持って実際にイスを製造しているイトーキの強みであることをご説明しました。

 

イトーキの耐久テスト&安全検査の様子を公開! あらゆる負荷のかかり方を想定したテストで安心して使える商品の発売を実現

また、番組内ではイトーキがとくに重視している耐久テスト&安全検査についても詳しく放送されました。

一見シンプルな構造に見えるバーテブラ03ですが、実は使用している部品の数は170点以上にも及びます。部品の点数が増えることでいろいろな機能の実装が可能になる反面、故障しやすくなったり壊れやすくなったりします。

 

そこでイトーキでは、あらゆる耐久テストや安全検査を行うことで、使い心地の良い機能を搭載しつつ、長く安全に使っていただける商品の提供を可能にしています。

 

たとえば下の写真は、体重90kgの人が座ったり立ったりしているシーンを想定して実施したテストの様子。10年間使用することを想定して、チェア全体にトータル10万回以上も力をかけても故障しないか実験しています。

さらに、イスの一部分に過度な負担がかかることを想定したテストも実施。下の写真では、背もたれの左側のみに偏った負荷をかけて、耐久性を確かめているのです。

このように、お客様が商品を使用する様々な状況を想定したテストを行うことで、イトーキでは高機能かつ耐久性・安全性の高い商品の提供を可能にしています。イトーキでは皆様にイトーキ商品を長く愛していただくため、これからもこのような耐久テストや安全検査に力を入れていきます。

 

バーテブラ03の座り心地の良さの秘密を公開! 人間工学の追求によって、さらに人間にフィットするように進化していく

番組では、生産本部開発設計統括部の管智士が、バーテブラ03の座り心地の良さについて紹介しました。

バーテブラ03はイトーキが人間工学に基づいてデザインした多機能なワークチェアで、シリーズの最新モデルにあたります。

 

バーテブラシリーズの始まりは、1981年に発売されたバーテブラチェア。座る人に合わせて背もたれと座面がスライドする機能が搭載され、その後イトーキのロングセラー商品となりました。

 

そして2019年には、背もたれの2カ所と座面が動くことでさらに人の体にフィットするように進化したバーテブラ03を発売。座面の形状も、中央部分をくぼませて三次元形状に変更。この形状が腰回りにフィットして、正しい姿勢に導いてくれます。

 

また、デザイン面でも現代に合うように一新。生地やカラー、脚の本数、カバーなど細かくカスタマイズすることが可能となり、多種多様なオフィスや在宅ワークスペースのインテリアによりあわせやすくなりました。

このバーテブラ03の快適な座り心地は、開発設計部門が行っている「イスの座り心地に関わる座面形状の評価」でも証明されています。

 

番組では、商品開発本部プロダクトマネジメント部の高橋謙介が、テストの様子を紹介。
座った時に体重がどの部分に負荷がかかっているかをバーテブラ03で検証。座面と体重が一部分に集中せず、均等に分散されている様子が放送されました。

 

発売以降、人間工学に基づいた快適な座り心地を追求してきたバーテブラシリーズ。現在は累計300万台を突破するなど、多くのお客様に愛用していただいています。今後とも、バーテブラ03はじめイトーキ商品の進化にご注目ください。

バーテブラ03

 

「ITOKI TOKYO XORK(ゾーク)」の様子や、新製品「サウンドパラソル」について紹介

番組では、イトーキの本社である日本橋オフィス「ITOKI TOKYO XORK(ゾーク)」が、「新しい働き方に対応するオフィス」として紹介されました。

(写真:日本橋本社)

 

「ITOKI TOKYO XORK(ゾーク)」には、一人で集中したい時に向いている「高集中ブース」や、同僚たちとリフレッシュできる「リチャージエリア」など、複数の専用ワークスペースが用意されています。

 

それはなぜかというと、イトーキのオフィスは「ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)」という考え方を採用しているからです。アクティビティ・ベースド・ワーキングとは、ワーカーが働き方に合わせて好きな時間や場所で働ける働き方のこと。

 

イトーキでは「高集中」「コワーク」「電話/web会議」「二人作業」「対話」「アイデア出し」「情報整理」「知識共有」「リチャージ」「専門作業」の10の活動から、一番生産性が高く働けるスペースを選んで、移動しながら働いていることを、ワークスタイルデザイン統括部デザインセンターの香山幸子が紹介しました。

 

また、イトーキの開かれた社長室も公開。湊も、「現場との距離感を近づけるということで、社長室を変えていく」とコメントしました。これからも、イトーキのオフィスはさらに進化していきます。

開発したばかりの製品「サウンドパラソル」を紹介! リモート会議にも最適

また「ITOKI TOKYO XORK(ゾーク)」に置いてある開発したばかりの製品の一例として、商品開発本部スマートオフィス企画部の寺本宜広が「サウンドパラソル」を紹介しました。

「サウンドパラソル」はオフィスでの会議に使えるのはもちろんのこと、遠隔のリモート会議にも使えるハイブリッドな会議テーブル。テーブルに付属している大きなスピーカーより、上から音がシャワーのように流れ出ることで、このサウンドパラソルに座っているメンバーだけが声を聞き取りやすいような構造になっているのです。

 

さらにサイドにはカメラ付きモニター、テーブルの真ん中には集音マイクが設置されているなど、複数の参加者がいるリモート会議でも快適に行えるような工夫がなされています。

サウンドパラソル

 

そのほか、手元の資料と自分の姿を合成して映し出してくれるスタジオデスクも紹介。これらの製品はいずれも、変化するオフィス環境にあわせて開発されました。

 

番組の最後に、湊は「五感を刺激するような、わくわくするような新しいオフィス、あるいは新しい働き方をご提案させていただき、創意と工夫で新しい価値を世の中に生み出していければいいなと考えています。」と、今後のイトーキの方針について決意を新たにしました。

 

社会やオフィスが目まぐるしく変化していく中でも、イトーキはイノベーション精神を忘れずに、これからも皆様に必要としてもらえる商品やサービスの開発・提供を進めてまいります。ぜひ今後ともイトーキの進化に、ご注目ください。

 

 

<放送情報>

放送局:テレビ東京系列

番組名:『知られざるガリバー』

放送日:2022年7月9日(土) 土曜夜6時

番組HP:

テレビ東京

https://www.tv-tokyo.co.jp/gulliver/

テレ東BIZ

https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/gulliver/vod/post_255013

 

見逃し配信:テレ東BIZ