まだ、オフィスにみんなの姿があった頃。同じチームのメンバーはもちろん、となりの「島」や部署の人と、自然な触れ合いがありませんでしたか？ これといった用件がなくても「なんとなく」顔を見ると対話が生まれ、そんな何気ない会話や雑談から、思わぬアイデアをもらったなんてこともあったはず。

「ねえねえ、こないだ○○してなかった？ あれってどうなの？」
「なにそのツール！ 便利そう！うちも使ってみようか」

そんな【雑談】のチカラは、思った以上に大きなものかもしれません。
じつは、仕事のパフォーマンスはこういった雑談からこそ生まれる、というデータがあるんです。

あるコールセンターを対象とした研究で、メンバーの身体的な動きを「活発度」とし、どのような要因が職場の活発度を向上させ、ひいては生産性に影響を及ぼすのかを調査したものがあります。これによると、なんと業務中の時間よりも、休憩中の職場の活発度こそ、生産性に大きな影響を与えることがわかったそう。（※）

つまり、よいコミュニケーションがよい職場をつくる、というのは、決して気持ちの上だけのことではないということ。逆にいえば、仕事で十分なパフォーマンスを上げるにはコミュニケーションが不可欠である、とさえいえるかもしれません。

ここまで読んだ方から、「そんなことわかってる」という声が挙がるかもしれません。
そうですよね、いまはなんといっても「Withコロナの時代」。オフィスにみんなが集まるということは、それだけ「3密」のリスクが付いて回るものだから……。結局のところ、「コロナを受け入れた対策」を施しつつ、オフィスを運営していく必要があるわけです。

では、どうやってそれを実現していくか？

じつはイトーキでは、「Post Corona Workplace Guide Book」という「コロナショック以降」の働き方を考えるための具体的なガイドブックを制作。このガイドブックでは、「働き方」「働く場」の2つの視点から、どのようなルールが必要かを解説しているんです。

「働き方」のルールでいえば、まずは何よりも「オフィスにいる人を増やさない」工夫が必要です。出勤制限をするためにはまず「出社しなくてはいけない人」を把握するのが第一歩。そこから、密にならない「2m距離」を保てる人数の上限を計算しましょう。
それと同時に、在宅勤務するメンバーのケアも忘れないように考えたいですね。コミュニケーションが妨げられることのない方法、たとえば「チャット歓迎時間」を設けるなど、チームに合った方法を話し合うといいでしょう。

「働く場」、つまりオフィスの物理的なルールでは、人と人との距離を十分に取れるようまずは席配置を工夫。そのあと、飛沫に配慮した仕切りなどを設置します。あとは備品の共有は最低限にするよう配慮して、消毒スプレーを設置した「清掃ステーション」を設置する。そしてやはり基本は手洗い・検温など、個人レベルの注意を徹底することは何よりも大切ですね。

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「Post Corona Workplace Guide Book」には、ほかにも「テレワーク率に応じた具体的なオフィスレイアウト図」など、すぐに役立つ情報が満載。ぜひお気軽にダウンロードして、安心で快適なオフィス運営のために活用してみてくださいね！

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「Post Corona Workplace Guide Book」