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製品 オフィスのwithコロナ問題を考えてみた

最前線で、コロナと戦う人々へ。
医療従事者を感染リスクから守る、新発想のツールとは

最前線で、コロナと戦う人々へ。医療従事者を感染リスクから守る、新発想のツールとは

新型コロナウィルスの影響が押し寄せる中、私たちの間にも「医療従事者への感謝」の輪が広がりました。まずは自分たちが感染に気をつけること、そして最前線で働く医療従事者に感謝の念を忘れず、各自ができることをしようという動きです。

WHOがこの新型コロナウィルス「COVID-19」の流行について、「パンデミック」であると宣言したのが2020年3月11日。それはまだ日本全国に緊急事態宣言が発出される1ヶ月ほど前であり、感染者数の急激な増加を迎える前でした。その後3月下旬ごろから国内感染者数が急増したことで、囁かれ始めたのは「医療崩壊への不安」。そこからどのような経過をたどるか誰にも予測がつかない中、医療従事者を感染リスクから守ることはまさに急務でもありました。

大切なのはスピード感。当社でも、「イトーキグループとしてできること」を形にする開発プロジェクトが、急ピッチで進められました。


文 WORKERS happiness編集部 相川ちえ

ゼロ距離の飛沫から医療従事者を守る、画期的なシステム

株式会社ダルトン(イトーキグループ) 「排気付透明樹脂製保護フード」

株式会社ダルトン(イトーキグループ) 「排気付透明樹脂製保護フード」

新型コロナウィルスが飛沫から感染することは、早い段階からよく知られるようになりました。でも、医療従事者たちはまさにその飛沫に「ゼロ距離」で接するリスクを常に負っています。
たとえば、気管挿管を行うとき。咳き込みなどによって飛沫が発生しやすく、医療従事者が曝露するおそれのある状況です。

イトーキグループの株式会社ダルトンが開発した「排気付透明樹脂製保護フード」は、この気管挿管時の飛沫防御に有効なツール。透明樹脂のフードで飛沫を防ぐだけでなく、排気処理装置を取り付けたことでエアロゾルが透明樹脂フード内で滞留。外部への漏洩を防ぎ、かつ排気をHEPAフィルターで処理しています。

空気清浄機能を搭載した医療現場向け「HEPAフィルター付パーテーション」

こちらは、空気清浄機能を搭載した医療現場向け「HEPAフィルター付パーテーション」

吸い込む側は封じ込め、吹き出す側からはクリーンな空気を。そんな強力な空気清浄機能がパーテーションと一体になった、「HEPAフィルター付パーテーション」。計算された気流の動きが、患者と接する医療従事者をしっかりと守ります。

抗菌性の高いフィルターをラインナップしているだけでなく、フィルター交換時の汚染リスクを最小限に抑えるための工夫も施されています。キャスター付きでスムーズに移動できるので、診察時をはじめとする様々な場面で活用可能。

「患者との対面を少しでも安全に」という思いが詰まった、まさに「いま」のためのアイテムです。

◇ ◇ ◇

イトーキグループでは、今後も感染症対策製品の開発を継続し、これからの「Withコロナ時代」に挑戦を続けていきます。
今日も戦ってくださっているすべての方に、心からの感謝をこめて。

[株式会社ダルトン ホームページはこちらから]
https://www.dalton.co.jp/

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オフィスのwithコロナ問題を考えてみた

コロナによって様変わりした社会において、オフィスに求められることとは何か。オフィスができることは何か。withコロナの時代における「オフィス」について考えます。