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掲載日:2021/07/07

在宅ワークのマンネリ感、
解決するのは「移動」だった!

在宅ワークのマンネリ感、解決するのは「移動」だった!

3度目の緊急事態宣言が発令された、2021年春。

ステイホーム期間が流動的に長引くことによって、これまでオフィスへの「通勤」という行動自体が運動代わりになっていた人や、「ライフ」と「ワーク」の切り替えになっていた人にとっては、そろそろ厳しくなってきた…という声も。日々のマンネリ感や窮屈さがじわじわと感じられるようになってきた、という人は少なくないようです。

在宅で仕事をしているかぎり、これは仕方のないことなのでしょうか。
この悩みについて周囲のメンバーにヒアリングしてみたところ、「自宅の中で働く場所を変えながら、マンネリを解消しつつ快適な仕事環境を作り出している」というバックオフィス部門のメンバーが。

「自宅の中で働く場所を変える」といっても、具体的にどうやって?もしかしたらそこに在宅ワークを救うヒントが隠されているかも、と詳しく話を聞いてみることに……。


文 WORKERS happiness編集部 相川ちえ

――今回話を伺うのは、株式会社イトーキのバックオフィス部門メンバー、Kさん。「家の中で場所を移動して働いている」なんて、よほど広いお家にお住まいなんでしょうか…。

Kさん: いえいえ、違いますよ(汗)!ごく一般的な3LDKがベースのマンションです!ふつうのスペースの中でこんな工夫をしてメリハリを出している、ということをお話できればと思います。

――よかったです、それなら参考になりそうです(笑)!まず、今の状況についてお聞きしていきます。どんな環境、またどれくらいの頻度で在宅ワークを行なっているんでしょうか。

Kさん: 我が家は夫婦2人と犬1匹という家族構成で、2020年の3月以降は夫婦2人とも会社に行くのは週に1回程度、21年に入ってから私は週の半分くらいは出社していますが、夫は変わらずほぼ在宅勤務しているので、家に両方ともいるということが多いですね。

――家族と一緒の空間で在宅ワークというのも、色々と大変なこともあるのではと思ってしまうのですが、具体的にはどんな感じでお仕事されていますか?

Kさん: 私はおもにダイニングテーブルにゲーミングチェア(クロスフォーカスチェア )を合わせて仕事をしています。ちなみに、私は無音のほうがはかどるタイプなので、なるべく雑音がない環境にするために、音楽などはかけません。

ゲーミングチェア(クロスフォーカスチェア )

――「2人とも在宅の時」はどんな感じで場所を使っていますか?

Kさん: 夫はおもにリビングのソファに座り、天板が昇降するタイプのローテーブルで仕事をしています。ローテーブルでパソコン作業をしていると聞くと「前屈みになってしまうのでは」と想像されると思うのですが、天板が上下昇降することで姿勢を保つことができて目線も上がり、意外と快適に作業ができるんです。たまに、メールチェックや漠然と思考を巡らせたい時など、場所を入れ替わってもらったりしています。目線も変わるし気分転換にもなっていいんですよね。

――なるほど、同じ空間でも、「ワークスペース」は別々なんですね。

Kさん: そうですね、同じテーブルで並んで仕事をするということはほとんどありません。なんとなく気になってしまうので(笑)。
それぞれWeb会議や電話対応があったりするので、そんな時はお互いの会話が耳に入らないよう十分に気をつけています。

夫はおもにリビングのソファに座り、天板が昇降するタイプのローテーブルで仕事をしています

「サードプレイス」を作ることが快適なメリハリの秘訣?

――とはいえ、Web会議の時間帯が重なってしまうこともあるのでは。そういう時はどうされているんでしょうか?

Kさん: じつは、在宅ワークの日々が始まってから、一番困ったのはそこでした。お話しした通りもともと「仕事のため」の空間を設えているわけではないので…。

――そうですよね。ほとんどの方も、同じような環境の中で悩まれていると思います。

Kさん: そこで夫と話し合った結果、趣味の用具入れとして使っている部屋の一角にWeb会議用のスペースを作ることにしたんです。

省スペース、かつ身長差がある2人が共有できるもの、ということで、デスクもチェアも華奢なタイプにして、かつ上下昇降できるものをチョイスしました。

夫はチェア(バーテブラ03 )の機能と座り心地がかなり気に入っているようで、「腰に負担がかからなくなった」と、Web会議ではない時まで使うようになったくらいです(笑)。

チェア(バーテブラ03 )

――(写真を見て)なるほどスッキリと納まっていますね!これくらいのスペースなら、ちょっとした場所に設けられそうです。たしかにデスクやチェアが上下昇降すれば、体格の違う家族と十分共同で使えますよね。これらのワークスペースを状況に応じて移動する、ということですね。

Kさん: 会社にいれば、執務エリア内を移動することで体を動かすことができますが、在宅の場合はほぼ座りっぱなしで、全くといっていいほど動かなくなってしまいますよね。だから気分を変えたいときや業務の内容によってちょっと移動すると、うまく頭のスイッチも切り替わるように感じるんです。

あとはちょっと疲れたなと思ったら、犬と庭に出て軽いストレッチをしたり、マンションの敷地内にある中庭を散歩してコーヒーを飲んだりして、リフレッシュするようにしています。

――自宅のワークスペースをいろいろと工夫してみよう、と感じたのには、なにかきっかけがあったのでしょうか。

Kさん: 以前、この「WORKERS happiness」内の記事で、「ホームオフィスづくりで大切なのは、自分の生活に合わせて取り入れられそうなものから始めていくこと。家の中にあるスペースをうまく活用して」と書かれているのを読んで、よし工夫してみようと思ったんです。特別な改装をしなくても、生活の中で使う家具を仕事でも使えそうなものに置き換えるだけでも、かなり快適になったと私自身も感じています。この先もこの働き方は続くと思いますし、「ライフ」と「ワーク」の両方が快適になるように、これからもちょこちょこと手を加えていけたらいいなと思います。

 ◇ ◇ ◇

ステイホーム生活も早1年。もはや試行錯誤が1周回り、いろいろなアイデアを編み出している人も少なくないかもしれません。
まわりにいるメンバーがどんな在宅ワークを行なっているか聞いてみると、意外なヒントをもらえるかもしれませんね!

この記事で紹介した商品

クロスフォーカスチェア
  • くつろぐ・たのしむ

クロスフォーカス

ワークチェア

vertebra03
  • はたらく

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